歯周病治療は中断する人が非常に多い

2015年 3月 9日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

本日のブログは、始めに本題とは違う話がちょっと長くあります。
歯周病治療は中断する人が非常に多い
は少し後に記載してありますので、最後までご覧になって下さい。

始めに大船駅周囲の再開発の話です。

大船駅周辺も再開発が進んできており、
当院側の改札口でもある
北改札(笠間口)も今後大きく変わるようです。

駅前がこんな感じになるようです。
スライド3

スライド1

奥のビルは21階で、手前右側は8階の商業施設になるようです。

あと 3年後にはこのような状態になるようです。
総事業費は、約250億円とのことです。

まあ便利になるかと思います。

大船駅は 横浜市鎌倉市 の境界にあるので、
いままでなかなか開発が進まなかったこともあります。

実際に大船駅のほとんどは鎌倉市側に位置しています。
鎌倉市は、建物の高さ規制 等 さまざまなこともあり、
小さいお店も多く、土地を保有する権利者の数も多くあり、
用地買収が進まないようですね。

鎌倉市側である大船駅南側(ルミネ側)は、
もうだいぶ前から再開発の話があり、
駅前の交番前には、再開発構図の看板も相当前からあるのですが、
まったく進んでいないのが現状です。

今回の再開発は、
「大船駅北口 再開発」ということで、
横浜側のみになります。

鎌倉側は、そのままの状態です。

横浜市は、再開発に積極的ですよね。

みなとみらい地区もそうですが、
どんどんと開発が進んでいる市ですね。

鎌倉市の大きな再開発はしないという考えも
鎌倉らしさを守る意味でも大切ではあるかと思います。
私は鎌倉市民ですので、
鎌倉らしさが好きです。

あと3年ほどで大きく変わるので
楽しみではあります。

さて もう一つお知らせです。
前回のブログでもお知らせしましたように
現在オールセラミック・ジルコニアセラミックの症例を募集しています。

現在オールセラミックのサイトを作成中です。

そのサイトに掲載させていただく症例を募集しています。
オールセラミック ジルコニアオールセラミック モニター募集

オールセラミック や ジルコニアオールセラミックは、非常に審美性の高い 治療です。

以下のような方に適しています。

1.歯の色を白くしたい方!
     ・オールセラミックの色は、見本の中から ご希望の色を選択していただけます

2.歯の形をきれいにしたい方!
     ・歯並びが悪いが矯正治療は行ないたくない

     ・歯が前に出ている

     ・歯と歯の間に隙間がある

      ただし、多少の歯並びが悪い程度であれば
      オールセラミックで審美的に改善可能ですが、
      歯並びに大きく問題がある場合には、
      オールセラミックのみで対応することは難しいです。
      対応可能かどうかは、口腔内をみてから診断致します。 

3.現在被せ物を行なっているが、審美的に問題を感じている方!
     ・歯肉が退縮して被せ物と歯肉との境目が黒く見える
       従来のセラミックは、セラミック内面は金属製なので、
       場合により金属部分が見えることがある。
       オールセラミックは一切金属を使用していない。

     ・以前被せ物を行なったが、変色した
       保険の差し歯は、プラスチック製なので必ず変色します。
       オールセラミックは変色しない。

     ・被せ物の色が悪い、白くしたい
       保険の差し歯は内部は金属製ででてきるので、
       色の透過性が悪く、暗い色になる。

     ・被せ物の形が悪い
       歯の長さ、形態に問題を感じられている場合には改善させることも可能
       どのような状態に改善できるかは、噛み合わせ や 歯並び 等により決まります。

     ・被せ物が前に出ている(出っ歯)
       歯が出ている状態を気にされる方は多くいらっしゃいます。
       噛み合わせ 等によってもどこまで改善できるかが違います。

オールセラミックモニター治療費

オールセラミック  1歯 43.200円(消費税込)

ジルコニアオールセラミック  1歯 86.400円(消費税込)

まずこの治療費で行なえる歯科医院はないと思いますので、
ご希望の方は、この募集中の機会に是非ご利用下さい。

症例が集まり次第オールセラミックモニターは終了します。

募集症例
上顎前歯部

ご希望の方は、
電話(045-891-3334)
もしくは、インターネットオンライン予約(ネットでは担当医の指定はできません)
をご利用下さい。

初診時は、口腔内診査と今後の治療についての説明となります。
2回目には、治療計画書をお渡しし、治療方法、治療期間、治療費 棟をご説明致します。
その後、ご希望により治療開始となります。

前置きが長くなりました

今日のテーマは、
『歯周病治療は中断する人が非常に多い』になります。

進行した歯周病の場合、虫歯の治療とは異なり、
数回の治療で終了することはほとんどの場合ありません。

特に重度の歯周病の場合、治療期間が半年以上かかることもあります。

歯周病の治療を希望されて来院した患者さんのうち
約半数の人が治療を中断してしまいます。

それでは何故このように治療を中断する人が多いのでしょう。

歯周病治療を中断する原因をいくつかあげましょう!

1.自覚症状がないから
歯周病は初期の段階では痛み等の問題が起こらないことが多いです。
そのため、
「自覚症状がないから治療しない」
という方もいらっしゃいます。

当院で歯周病の検査を行い、
歯周病に問題があるということを説明させていただいても
「痛みがないから治療しない!」
といわれる方もいらっしゃるのです。

痛みがない=問題ない

ということではありません。

2.初期の治療により出血等の症状が改善したから
初診時に歯肉の出血があるのでご来院される患者様も多くいらっしゃいます。
歯周病と診断された場合には、
歯周病治療を開始します。
始めは、口腔清掃指導と歯石除去から開始することが多いです。

この段階で出血がある方は、改善することがほとんどです。
この段階の歯周病治療を
歯周病初期治療と言います。

「出血が改善したから治った」
と思われる患者様もいらっしゃいます。

進行した歯周病の場合、
歯周病初期治療のみで完全に改善することは少なく、
さらに専門的な歯周病治療が必要になることが多いです。

しかし、この段階で治療が中断となると
歯周病の進行は止まらず、
知らないうちに悪化してしまいます。

次に来院される時には抜歯なんていうことにもなりかねません。

3.仕事等が忙しく、通院する時間がない。
治療に対する時間が取れない方もいらっしゃるかと思います。
こうした方には、短期的に歯周病を効率よく改善させるための治療法があります。

このような歯周病治療に対するお時間が取れない方には、
以下のような対応があります。
短期集中 歯周病細菌除菌プログラム FMD治療

詳細は、上記のページをご覧になって下さい。

4.治療に対する痛み等があったから
進行した歯周病の場合、麻酔をすることが必要です。
そのため、麻酔をすること自体が嫌であったり、
長時間口を開けていることが困難な方がいらっしゃいます。

このような場合には、さまざまな対応を行ないます。

まず麻酔ですが、
当院では通常の麻酔を行なう前に
歯肉に表面麻酔を塗布します。

当院で使用する表面麻酔は非常に効果が高いものです。
歯肉の消毒後に表面麻酔を約4分間することで、
それだけでかなり歯肉が麻痺してきます。

この表面麻酔は、ジェル状の麻酔であり、
これを歯肉に塗るだけですので、
まったく痛みはありません。

歯肉が麻痺した後で、通常の麻酔を行ないます。
この時にも十分な注意が必要です。

当院で使用している麻酔の針は、
極細の針であり、
従来使用されていた針と比較すると
格段に細いです。
そのため、痛み感じにくくしています。

また治療自体がどうしても苦痛である方には、
究極の方法があります。

これは静脈内鎮静麻酔法と言います。

静脈内鎮静麻酔法とは、
患者様が眠っている状態で治療を行う方法です。

治療開始前に静脈内鎮静麻酔を行うことで、
歯周病治療中は患者様は完全に眠っている状態で治療を受けることができます。

一度 静脈内鎮静麻酔で治療を受けられた方は、
治療中の怖さや大変さから開放されるため、
次の治療を受けられる際には、ほとんどの場合、再度この麻酔方法をご希望されます。

特に歯科治療が怖い方には、かかせない麻酔方法です。

ちなみに静脈内鎮静麻酔法は、経験豊富な麻酔専門医が対応しますので、ご安心下さい。
*当院では静脈内鎮静麻酔法を使用した治療は自費診療となります。

5.治療の必要性はわかっていてもなかなか行動に移せない
歯周病が進行している方の特徴として、
治療の必要性は分かっているが、
なかなか通院が困難となっている方が多くいらっしゃいます。

歯周病は、放置すればするほど どんどんと悪化していきます。

私のような歯周病専門医であっても
あまりにも進行した歯周病の場合には治すことはできません。

また、進行した歯周病を治すことは大変なことが多くあります。
治療に長い期間がかかったり、
治療費用がかかったり

病状が悪化すればするほど
さまざまな面で問題が起こります。

「歯周病治療を行なわないといけないが…」
と思われているが、
なかなか行動に移せない…

という方は、
是非 歯周病の問題点をしっかりと認識することが必要です。

当院のHPには、さまざまな歯周病に関する情報が掲載されています。

そうした情報をしっかりと理解することで、
歯周病を放置することの問題点が分かるかと思います。

実際に当院を受診される
重度歯周病の患者様のほとんどが
「もっと早く治療していれば…」
と言われます。

病気は「早期発見、早期治療」が基本です。

6.一度予約をキャンセルしてしまったために通院しにくくなった
こうした方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
お仕事等でどうしても時間がとれない方は多くいらっしゃると思います。
もちろんこうしたことは十分理解できます。
私自身、毎日忙しく、毎週 時間をさくことは難しいため、
継続して治療することの大変さは十分理解できます。

しかし、放置しても改善することはありませんので、
病状は悪化するだけです。

治すには、ある程度の時間をかけて治療することは
必ず必要です。
もし、通院にお時間がない方は、
先にも記載しました
短期集中 歯周病細菌除菌プログラム FMD治療
が有効です。

7.治療に対する理解が得られなかった
患者様の中には、
歯周病ということ自体に理解ができない方もいらっしゃいます。
そのため、当院では初診時に歯周病の検査を行い、
2回目のご来院時に
歯周病治療計画書という書面をお渡ししています。
この歯周病治療計画書には、
診断、
原因、
治療方法、
将来的な問題、
リスク因子

患者様ご本人に合わせた歯周病治療計画書をお渡ししています。
約30ページ程度になります。

この歯周病治療計画書を十分ご覧になっていたくことで
なぜ歯周病治療が必要であるのか?
ということをご理解していただきます。

本日のブログはここまでです。

次回も本日の続きを解説します。

このブログが始まって以来 毎週月曜日にアップしていましたが、
現在 毎週 大学病院で外来診療と講義を行うことになったため、
ブログの更新が不規則になると思います。
毎週ご覧になっていただいている方も多くいらっしゃるかと思いますが、ご理解いただければと思います。
できるかぎり毎週月曜日にアップしたいと考えております。

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