誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん):その2

2017年10月16日(月曜日)です。
このブログは「大船駅北口歯科  歯周病専門サイト」です。
今日のテーマは、『誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん):その2』になります。
さて前回の続きです。
前回のブログをご覧になってない方は、是非先に前回(10月9日)のブログを以下からご覧になって下さい。
10月9日のブログ(誤嚥性肺炎)
前回のブログでは
誤嚥性肺炎(ごえんせいはいえん)の原因について解説しました。
本日は誤嚥性肺炎の予防の予防方法について説明いたします。
まず口腔内にに細菌は存在するわけですので
口腔内細菌を減少させることが大きなポイントになります。
最初に行うことは、口腔清掃です。
歯磨きです。
しかし、ご自身による口腔清掃が十分に行える場合には良いですが、
高齢者の場合 ご自身で十分な口腔清掃が行えることは難しく、
介助者によるケーアが必要になることが多いです。
本日は実際の歯磨き方法については別の機会にしますので
歯磨き以外の誤嚥性肺炎予防について解説します。
まず舌清掃方法です。
舌の清掃は非常に大切であり
歯周病細菌は舌の上でも繁殖しますので
誤嚥性肺炎予防のために舌清掃が必要になりますが
歯ブラシで舌を磨くと 舌が傷つき荒れる可能性があるので
タングスクレーパーという舌磨き専用の器具を使用すると良いです
ただし、必要以上に行ってしまうと舌を傷つけることがあるので注意が必要です。
歯科医院で舌ブラシを購入する際に
使用方法 や 使用頻度 等をお聞きになって下さい。
正しい使用方法が重要です。
次に義歯をご使用されている方に対してです。
義歯には 汚れ や 大量の細菌 が付着しています。
この細菌は当然身体に問題を及ぼすだけでなく、
臭いの原因にもなりますので
清潔にすることが必要です。
義歯に付着している細菌は非常に大量であり、
義歯をご使用されている方は、
歯を磨くだけではいけません。
また総入れ歯をしている場合には、
義歯の清掃をきちんと行っていないと
誤嚥性肺炎の原因となります。
また総入れ歯をされている場合には、
義歯以外にも
口腔内粘膜(頬 や 舌)の清掃も重要です。
それでは具体的な義歯清掃方法です。
入れ歯洗浄剤は有効ではありますが
単に洗浄剤の中に義歯を浸けておくだけでは
効果的とは言えません。
義歯はプラスチック製であり傷が付きやすいので
硬い歯ブラシ等で清掃すると削れてしまいます。
そこで、
柔らかいスポンジ(食器洗いのスポンジ等)で
中性洗剤を使用して洗うのが良いです。
もちろん 洗浄後には十分に洗い流すことが重要です。
義歯を適切に清掃することは本当に重要なことです。
義歯の洗浄は汚れのついた食器を洗うのと同じです。
違うのは
義歯は吸水性のあるプラスチック製であること
傷が付きやすいこと
細かい凹凸があるので清掃がしにくいことです
本日も誤嚥性肺炎についての話でした。
次回もさらに続きを解説します。
次回の内容は高齢者は嚥下機能(飲み込む力)が低下していることが大きな問題です。
この嚥下機能を鍛えることが非常に重要になってきます。
次回のブログではこうした嚥下機能の向上方法を具体的に解説します。
お楽しみに!

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