最新インプラント症例ブログ

2010年7月12日

インプラント症例:59回目

7/12(月曜日)です。
このインプラント症例ブログは毎週 月曜日木曜日にアップしています。
『59回目のインプラント症例』になります。

ワールドカップ 決勝見ましたか?
延長のため、終わったのが朝6:00頃でしたから
終わってからこのブログを書いています。

本日ご紹介する症例は、インプラントの歯周病です。
人工のネジであるインプラントも
天然歯と同様に 歯周病 になってしまいます。
歯周病は感染症 ですから、天然歯に歯周病 があると歯周病細菌 はインプラントにも感染します。
その結果、インプラント周囲の歯肉が腫れてきたり、インプラント周囲の骨が吸収したりします。
インプラントが歯周病のような状態になることをインプラント周囲炎(インプラントの歯周病) と言います。

本日の症例は、他歯科医院でインプラント治療を行ったが、インプラント周囲炎(インプラントの歯周病) になった方です。

以下が初診時のレントゲンです。
スライド01

初診時には、上顎前歯部が指でとれそうなくらい グラグラでした。
スライド1

インプラント自体も出血、腫れがありインプラント周囲炎(インプラントの歯周病) になっていました。
スライド2

上顎の天然歯は、骨吸収が非常に大きいため、グラグラしてました。
前の歯科医院では、天然歯の歯周病治療をまったく行わない状態で、インプラントを埋入したのです。
いつものように 骨吸収の状態を分かりやすくするために
骨吸収の状態を線で書いたのが以下のレントゲンになります。
青線が骨吸収を起こす前の骨の位置です。
赤線は、現在の骨の位置です。
スライド02

さらに分かりやすくするために 骨吸収部位を赤色の領域で表しします。
スライド03

骨吸収がかなり起こっているのが分かるかと思います。
なぜ、前医では、このような状態(歯周病の状態)でインプラント治療を行ったのでしょう?
歯周病は、インプラントにも感染してしまうのです。
インプラント周囲炎(インプラントの歯周病) の結果、インプラント周囲の骨も吸収してしまっています。
スライド04

さて、この状態でどのように治療を行うか悩むところです。
患者様には、上顎の天然歯は保存が難しいことをお話しました。
つまり上顎は全て抜歯ということです。
上顎の歯の中には、1〜2歯程度なんとか残すことが可能な歯もあります。
しかし、1〜2歯残したとしても その将来性は非常に低く、
近い将来にはダメになる確立が非常に高い状態です。
もし、1〜2歯を保存し、抜歯した部位にインプラント治療を行ったとしても
残した天然歯が再度歯周病が再発した場合、インプラントにも歯周病細菌が感染してしまいます。
また、将来性のない天然歯がダメになった場合、新たにインプラントを追加治療する必要性もでてきます。
こうしたことを患者様にご説明したところ 上顎は全て抜歯することに同意していただけました。
スライド05

以下が抜歯後です。
スライド06

抜歯後は暫くの間 義歯(入れ歯)になります。
このようなケースの場合、抜歯前に型を取ります。
そして、抜歯と同時に義歯を装着しますので、歯がないという期間は1日もありません。
先にも解説しましたが、歯周病は感染症 です。
そのため、治療の第一歩は、口腔内から細菌感染を取りのくことです。
そのため、一番最初に行うことが抜歯なのです。
歯周病があまりにも進行した歯(抜歯が必要な歯)は、細菌の塊です。
そのため、まず先に こうした歯を抜歯しないと 口腔内から感染をなくすことはできません。
こうした基本的な考えができていないと 今回の患者様のように
歯周病がある状態でインプラント治療を行うといった 間違った治療になってしまいます。
次に行うのが、残った天然歯の歯周病治療
インプラント周囲炎(インプラントの歯周病) の治療です。
スライド07

インプラント周囲炎の治療方法については以下を参考にして下さい。    
      インプラント周囲炎の治療
口腔内から歯周病細菌が排除できた状態でようやくインプラント治療が開始となります。
最小限の範囲でインプラント治療が行えるように 6本のインプラントでブリッジの形態を行うことにしました。
スライド08

以下がインプラントを埋入した直後です。
スライド09

骨吸収が非常に大きかったので、以下のような さまざまな治療法を併用して インプラントを埋入しました。
GBR法(骨増大法)
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
ソケットリフト法
PRP法
以下のレントゲンは、治療終了時です。
スライド1

治療前後のレントゲンだけを見ると
あっという間に感じるかもしれませんが、
歯周病による骨吸収が大きいと 治療はそれなりに 大変なのです。
今後は、歯周病の管理が重要です。
特にインプラント周囲炎(インプラントの歯周病) となった部位には、注意が必要です。
インプラント自体が骨吸収を起こしてしまうと いくらインプラント周囲炎の治療 を行っても完全に治る可能性は低いのです。
再度インプラント周囲炎(インプラントの歯周病) になってしまうことも多いのです。
再発してしまうということは、インプラント自体がダメになるということだけではありません。
他のインプラント自体にも感染が引き起こります。
今後は注意して経過をみることが大切です。



次回のブログは7/15(木曜日)になります。
次回もまだまだ続く『インプラント症例』です。
さまざまケースを紹介しますので、きっと あなたと同じような症例があるはずです。

今週(7/9〜11)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。

今週も 簡単かケースから 大変難しいケース もいっぱいありました。
治療が終了しましたら このブログでご紹介します。
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治療費
インプラントモニターの場合、1本168.000円(消費税込)になります。


当医院のインプラント治療費用の中には、
治療中のレントゲン撮影や薬代、
土台(アバットメント) の費用、
仮歯 の費用、
治療経過のレントゲン撮影、
セラミック等の被せ物の費用、
スプリッティング法(リッジエクスパンジョン法)
OAM(大口式)インプラントシステム
GBR法(骨増大法:インプラント埋入と同時の場合)
ソケットリフト法 の費用、
静脈内鎮静法(眠っている間に終了します) の費用も含まれています。
治療計画以上の追加費用はありません。
全て含まれた費用です。

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現在、新規にインプラント症例集のページを作成しています。
さまざまなケースを見ていただくことにより、よりインプラント治療についてご理解していただきたいと思います。
そのため、症例を公開しても大丈夫という方(インプラントモニター)を募集しています。
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今回のモニター募集は、できるかぎり多くの症例を掲載したいと思っているため、1歯欠損も募集しています。
何歯欠損でも大丈夫ですので、ご希望がございましたらご連絡下さい。

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そこで、静脈内鎮静法 による麻酔をもっと多くの方にご利用していただくために 今まで3万円かかっていた費用を無料にしました。
これは、静脈内鎮静法 でインプラント治療を行いたいが、麻酔費用がかかるのがネックと考えられ断念されるケースがでてきたためです。
そのため、暫くの間 試験的に無料とさせていただくことにしました。
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圧倒的に楽にインプラント治療が行えます。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
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