最新インプラント症例ブログ

2008年7月7日

ブリッジ、インプラント、被せ物 の平均寿命は?:その4

7/7(月曜日)です。


今日も前回の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:その4』になります。


ブリッジは、欠損の拡大を進行させる!

ブリッジを行う場所として、最も多いのは、下顎の奥歯です。

この理由として、永久歯の奥歯の中で一番早く生えてくるのは、第一大臼歯と言われる 下顎の奥から2番目の歯だからです。

下顎第一大臼歯は、一番 最初に生えるため、最も虫歯になりやすいのです。
その結果、神経を取る確立が最も高いのも第一大臼歯です。

そして、神経がない歯は、脆いため、抜歯となる確立も高いのです。

下顎第一大臼歯が抜歯となった場合、
その奥の第二大臼歯と 手前の歯(第二小臼歯)でブリッジになります。
一般的に、始めてのブリッジとなることが多い部位です。

このブリッジの土台となる歯が 再度虫歯になったり、荷重負担になったりして、ブリッジがダメ(抜歯)になります。
ブリッジの平均寿命は、約8年ということは、前日までのブログに記載したとおりです。

平均的なところでは、 20歳でブリッジになったとすれば、30歳前には、ブリッジは、ダメになるということです。

再度ブリッジをすれば、また 新たに歯を削る必要性があります。
歯はどんどん痛んでいきます。

また、過重負担等で、手前(第二小臼歯)が抜歯となった場合、さらに手前の歯(第一小臼歯)とブリッジをすることになります。

欠損部が増えることにより、最初のブリッジよりも土台の負担はさらに大きくなります。

こうしたことを繰り返すうちに年々欠損部は、拡大されます。

 歯をできるかぎり削らない!
 神経をできるかぎり取らない!
 ブリッジで土台の歯に負担をかけない!

ということが結果的に欠損を拡大させない重要なことなのです。

日本の歯科保険制度ができた頃には、予防という概念はほとんどなく、
削って治療を行うことが当たり前でした。

神経を取ること自体にも大きな疑問を持たない歯科医師も多くいました。

また、日本の医療保険制度は、出来高払い制ですので、削らないと医療機関は報酬を得られません。
(予防は、ほとんど保険制度に組み込まれていないためです)

さまざまなことが原因となり、削る治療が当たり前になっていったのです。


次回のブログは7/14(木曜日)になります。
次回は、今日の続きで、『ブリッジ、インプラント、被せ物(差し歯、セラミック、金属冠…等)の平均寿命は?:最終回』です。


今週(2/26〜27)のインプラント手術報告

今週(昨日)のインプラント手術の中から、
難しいケース であったり、
特殊なケース 等を抜粋して、紹介するコーナーです。
日々の臨床で、どのようなことを行っているか 知っていただきたいと思い 今年から始めました。
それでは、今週のインプラント手術の中から上顎にインプラント埋入を行った1症例について解説します。

今回の症例は、インプラントの『埋入手術』の患者様についてです。

『再埋入』というのは、一度インプラント手術を行ったが、インプラントがダメになり、再度インプラントを埋入する手術を行ったということです。

なぜ、再度インプラントを埋入したのかということですが、
1ヶ月程度前に上顎の奥歯にインプラントを埋入しました。
その直後にインプラントに外傷(外力)が加わったため、骨とインプラントが結合しなかったのです。

このようなことは、もちろん頻繁に起ることではありませんが、年間に400本以上のインプラントを埋入しているとこのようなことを稀に経験します。
今回は、その理由について詳しく解説したいと思います。

まず、インプラントの手術には、 1回法と2回法があります。

以下の 1回法と2回法の違いをあらわした図です。
図はクリックすると拡大されます。

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つまり、回法は、インプラント埋入(手術)直後に『蓋』の部分が歯肉の上に見えています。
回法は、インプラントが全て歯肉の中に埋め込まれています。

違い等の詳細は、以下を見ていただき、ブログでは、今回に関する部分のみを説明します。
    ・1回法と2回法の違い

今回は、回法でしたので、歯肉の上に『蓋』が見えていたのですが、
この『蓋』に外力が加わってしまい、インプラントがダメになってしまったのです。

手術直後は、手術部分を安静にすることが大切です。

インプラントと骨が結合することは、例えてお話すると、
『腕』や『足』を骨折した場合、ギブスをして暫く安静にします。
もし、骨折した『腕』や『足』をギブス等で固定せず、動かしていたら、骨はくっつきません。
インプラント手術後も同じです。
インプラントに直接外力(触れない)が加わらないようにすることが必要です。

触れないと言っても、食べ物が当たったりする程度では、問題はありませんが、
指で触れたり、気になるからといって舌で触ったりすることは良くありません。
特に歯ブラシの先で強く擦ったりすると、場合により、インプラントと骨が結合するのを妨げてしまいます。

今回は、そうしたことが起ったと考えられるケースでした。

インプラント手術後の消毒で、インプラントが若干動揺しているのが分かったのです。

このような場合、早期に摘出した方が良い場合が多くあります。

摘出後は、歯肉の治癒(週週間待つ)を待ち、再度インプラントを埋入することになります。

患者様にとっては、2回も手術を行うことになり、大変ですが、このようなことが起った場合には、無理してそのままにしておくより、早期にきちんとした判断(対応をする)を下すことが大切です。

再埋入は、1本のみでしたが、 『静脈内鎮静法』 にて手術を行ったため、
手術時間は、約30分程度でした。

治療費
再埋入の費用はかかりません。


余談ですが…
当医院には、よく インプラント手術等の診療を見学に来る先生がいるのですが、
最近は女性の先生が多いですね。

ここ数ヶ月間、毎週 見学に来ている先生も 女性 ですし、
昨日 見学に来た2人の先生も女性です。

今の学生(歯科大学)は、半分近くが女性だそうです。


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大船駅北口歯科インプラントセンターインプラント 歯周病 専門医

神奈川県横浜市にある 日本歯周病学会歯周病専門医 国際インプラント学会認定医の歯科医院
I.T.Iインプラント認定医でもあり、 GBR法 サイナスリフト 審美インプラント等の難症例も行います。
HPでは 治療費(費用)の説明や インプラント症例 無料相談コーナーもあります。
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