歯周病専門医サイトブログ

2017年6月12日

歯周病で失った骨の再生(骨再生治療)

2017年6月12日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『歯周病で失った骨の再生(骨再生治療)』になります。

今日は歯周病治療によって骨が再生する状況をレントゲンでみてみましょう。

歯周病は、歯周病細菌による感染症です。

感染が進行すると顎の骨が溶けていきます。

骨が溶けることで歯はグラグラとし、
抜けてしまいます。

少し前にもアップした図ですが、
歯周病による骨吸収を図で見てみましょう!

以下の図は骨が吸収する前の健康な状態です。

顎の骨がしっかりとあります。

次の図は、歯周病が少し進行した状態です。
軽度歯周病です。

次はさらに歯周病が進行した状態です。
骨の吸収が始まります。
中程度歯周病です。

さらに歯周病が進行したのが以下です。
重度歯周病です。

こうなると歯はグラグラです。

次に実際の症例をレントゲンでみてみましょう。
歯周病が進行して骨が吸収しています。

骨の吸収状況を図に記載してみます。
以下の赤線が骨が吸収した状態です。

骨が吸収する前は以下の青線の位置まで骨がありました。

赤戦青線を重ねたのが以下です。

骨がだいぶ吸収しているのが分かるかと思います。

この斜めにくぼみのようになっているのを平坦にしていくことが
歯の長期維持が大きく関係してきます。

以下は歯周病治療後です。
左側が治療前
右側は治療後です。
骨が平坦になっているのが分かるかと思います。

次の症例をみてみましょう。
以下の*印の歯を注目して下さい。
骨が吸収しているのです。

少し分かりにくいので
骨の吸収した状態を赤線で記入してみます。

骨が吸収する前が以下の青線です。

赤線青線と重ねてみましょう。

骨が吸収しているのが分かるかと思います。

次は歯周病治療後です。
骨が回復しているのが分かるかと思います。

治療前と治療後を比較したのが以下です。
左側は治療前
右側は歯周病治療後です。

歯周病治療により骨の回復が認められます。

骨の再生が難しい部位もあります。
それが前回まで解説していました
分岐部病変です。(ぶんきぶびょうへん)

この分岐部病変もレントゲンでみてみましょう。
以下は初診時です。
*印が今回治療する歯です。

分岐部病変は分かりにくいので少し解説します。
歯の根を赤線で記載します。
歯の根というのはこのような形をしています。

この根と根の間が分岐部なのです。
分岐部病変になると
根と根の間の骨が吸収します。

レントゲン上では骨が吸収するため、
黒っぽく見えます。
以下の矢印の部分です。

以下が歯周病治療後です。
分岐部の黒っぽく見えるのが
白く変化しています。

ちょっと分かりにくいですかね。

本日は歯周病治療による骨の再生について
実際のレントゲンを見ながら解説しました。

次回も歯周病について新しいテーマで解説していきます。
お楽しみに!


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2017年6月5日

重度歯周病が治りにくい方の原因について:その5

2017年 6月5日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『重度歯周病が治りにくい方の原因について:その5』になります。

このシリーズの話はかなりマニアックになっています。

前回は、根分岐部病変(こんぶんきぶびょうへん)という話でした。

ちょっとおさらいをしましょう。

前回と同じ写真なのですが、
正常な状態のレントゲンが以下になります。

この写真は下顎の奥歯なのですが、
通常 歯を支えている根は2本から3本存在しています。
この根と根の間に骨があるのが正常な状態です。
骨は白く見えます。


根を分かりやすいように線で書いてみました。


根と根の間が根分岐部(こんぶんきぶ)です。

次のレントゲン写真が根分岐部病変(こんぶんきぶびょうへん)です。

根と根の間が黒っぽく見えます。
骨が吸収しているのです。

今度は図で見てみましょう!
以下が正常な状態です。

以下が骨が吸収して根分岐部病変になった状態です。

ここまでは前回の写真と図です。

本日は分岐部病変の治療の話をしたいと思います。

まず歯周病と診断するためには、
歯周病の検査が必要です。

歯と歯肉には僅かな溝があります。
この溝を歯周ポケットと言います。

使用する器具は以下です。
これをプローブと言います。

プローブを歯と歯肉の境目に挿入します。

計測する部位は歯の周り6カ所です。

この歯周ポケットが深くなるほど歯周病が進行しているということです。

歯周病が進行している状態では
歯肉の中に汚れが詰まっているのです。
いわゆる歯石です。

この汚れの中に歯周病細菌が存在しており、
歯周病細菌が存在することで歯を支えている骨が溶けてしまうのです。

実際に重度歯周病のため、抜歯となった歯を見てみましょう。

黒く見えるのが歯石です。
歯の根の周囲に大量の歯石がついています。

このような状態になってしまうと抜歯となってしまうのですが、
歯周病の治療とは、歯肉の中 歯の根に付着した歯石を取ることになります。

以下の図は歯肉の中にある歯石を取ってるところです。

さて話を根分岐部病変に戻しましょう。
根分岐部病変になってしまうと
その将来性は非常に低くなってしまいます。
そうしたデータから見ていきましょう。

以下は
根分岐部病変がある状態と
問題がない状態の
抜歯となる率です。

分かりにくいのでポイントを絞ってみましょう。

黄色の部分が根分岐部病変がない状態です。
正常な状態です。

赤色の部分が根分岐部病変がある状態です。
歯周病が進行した状態です。

このデータによると
正常な状態の歯を失う率が4.1%だったのに対して
根分岐部病変となると歯を失う率が31%となり、
約8倍高くなります。

他の研究では

正常な状態の歯を失う率が6.7%だったのに対して
根分岐部病変となると歯を失う率が57%となり、
約9倍高くなります。

こうしたデータからも
根分岐部病変になると
歯を失う確率が格段に高くなります。

先に歯石を取る治療の図をアップしましたが、
この根分岐部病変になると
根の形態が複雑なため、汚れを取ることが非常に難しくなります。

根分岐部病変となると
歯周病治療でどれくらい歯石を取ることができるのかというデータを見てみましょう。

分かりにくいですが、
SRPというのが先の図にもあった汚れを取る治療です。
左側の3本の棒グラフです。
歯周ポケットが1〜3ミリは軽度の歯周病
歯周ポケットが4〜6ミリは中程度の歯周病
歯周ポケットが4〜6ミリは重度の歯周病
です。

歯周ポケットが1〜3ミリの軽度の歯周病ではSRPにより69%歯石が取れる

歯周ポケットが4〜6ミリの中程度の歯周病ではSRPにより18%歯石が取れる

歯周ポケットが6ミリ以上の重度の歯周病ではSRPにより15%しか歯石が取れない

というデータです。

歯周病が進行すればするほど
治療(SRP)により歯石が取れる確率が格段に下がるということです。

歯周ポケットが6ミリ以上の場合、
歯周病治療(SRP)では歯石が15%しか取れないのでは
治らないということです。

ちなみに
右側の3本の棒グラフは
歯周病の手術を行った場合の歯石除去率です。
手術をすればより歯石の除去率は高くなりますが、
それでも6ミリ以上の歯周ポケットの場合には42%しか歯石が取れないということです。

歯周病は進行すると非常に治しにくいのです。

早期発見、早期治療が最も大切なのです。

今日はかなり難しい話になってしまいました。

次回もお楽しみに!

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2017年5月29日

重度歯周病が治りにくい方の原因について:その4

2017年 5月29日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『重度歯周病が治りにくい方の原因について:その4』になります。

このところ講演のための資料作りで毎日おわれています。

先週は1日講演でしたのでかなりの量のスライドを作製しなければいけませんでしたので
ここ3ヶ月間はそのために毎日を費やしていました。

今週は木曜日、
来週も木曜日に
それぞれ講演があるのですが、同じ内容であればいいのですが、
まったく違う内容なので、
それぞれ講演スライドを作らないといけないので大変です。

さて今日も前回の続きです。

今日は根分岐部病変(こんぶんきぶびょうへん)と言う話です。

患者様に対して
ブログ等でこうした話をする先生はあまりいらっしゃらないかと思います。

なかなか患者様には分かりにくい話ですから

しかし、この後詳細に説明しますが、
根分岐部病変(こんぶんきぶびょうへん)がある状態は非常に悪くなりやすいのです。
そのため、根分岐部病変(こんぶんきぶびょうへん)が進行しないうちに治療を開始することが非常に大切です。

根分岐部病変(こんぶんきぶびょうへん)が進行すると
抜歯となる可能性が非常に高くなってしまいます。

早期発見、早期治療が必要なのが根分岐部病変(こんぶんきぶびょうへん)なのです。

それでは分岐部病変がどのような状態であるのかを見ていきましょう!
以下はレントゲン写真です。

歯には根があり、みなさんがお口の中に見えている部分は歯の一部であり、
歯冠と言います。
白く見えるのはエナメル質という部分です。

みなさんが見ることができない歯肉の中には、
歯根(しこん)があり、
その歯根は骨の中に埋まっているのです。

大根 や ニンジンが土の中に埋まっているのと同じです。

ここでみていただきたいのが先ほどのレントゲン写真で、
前歯と奥歯の根の数の違いです。

通常前歯は、1歯に1つの根があります。

それが奥歯では1歯に対して、2〜3の根が存在します。(4根ある場合も1根の場合もありますが)

実際に見てみましょう
以下の写真は奥歯です。
左側の歯は、上顎の奥歯です。
右側の歯は、下顎の歯です。

こんな形になっているのです。

でもなんとなく見たことがある方も多いかと思います。

歯周病は、歯周病細菌による感染症であり、
歯周病細菌感染することで、歯を支えている骨が吸収してきます。
以下の左側は正常な状態で
右側が骨吸収を起こした状態です。

実際のレントゲン写真で根分岐部病変を見ていきましょう。

まずは問題のない正常な状態です。
(根分岐部病変ではありません)

先にも説明しましたように歯には歯根があり、
それが骨の中に埋まっています。
矢印の部分は骨です。
レントゲン上では、骨は白く見えます。

以下のレントゲンは、歯根を黄色く線を引いた状態です。

歯根はこのような形をしています。

これが歯根です。

下の矢印部分が根分岐部です。

このレントゲンではこのケースは根分岐部病変にはなっていません。

以下が根分岐部病変です。

根の根の間の骨が吸収しているのが分かるかと思います。

これで根分岐部がどのような状態であるのかが分かったと思われます。

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2017年5月22日

重度歯周病が治りにくい方の原因について:その3

2017年 5月22日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、
『重度歯周病が治りにくい方の原因について:その3』になります。

本日は「TCH」という話をしたいと思います。

上下顎の歯が接触する時間は、1日の中で20分以下と言われています。
通常 上下顎の歯が接触するのは、

物を噛む時(咀嚼(そしゃく))と

飲み込む時(嚥下(えんげ)) 、

会話時等に 瞬間的に触れるだけなのです。

それ以外の時間帯では、上下顎の歯が触れることは基本的にありません。

しかし、上記以外でも上下顎の歯が接触することがある場合があります。

その一つが 噛みしめ や 歯ぎしり 等の習癖です。

また、本を読んだり、パソコン 等 下を向く動作が多い方では、
上下顎の歯が自然に接触する機会が多くあります。

他にもスポーツ、車の運転、料理、洗髪、
「黙って集中して作業する行為」や
趣味に没頭する時 等でも
歯を接触させる機会があります。

さらに 緊張状態が続く方では、日常から歯を接触させる行為が続くことがあります。

上下顎の歯が触れない状態を「安静位」と言います。

本来 咀嚼時、嚥下時、会話 等で上下顎が瞬間的に触れる以外には、
この「安静位」を保つことが重要です。

例え 強く噛んでいなくても
上下顎の歯が触れると 口を閉じる筋肉(閉口筋)は働きます。

上下顎の歯が触れている間は、筋肉が働き続けるのです。

こうした歯の接触時間が長くなれば、なるほど筋肉は疲労してきます。

また、口を閉じる筋肉(閉口筋)が働くと、
顎の関節は上方に押さえつけられるので、顎関節の血流循環が悪くなります。

このことを例えると 
正座を長時間すると足がしびれることと同じようなことが起こっているのです。

こうした無意識中の歯の接触を
「TCH(Tooth Contacting Habit):歯列接触癖」と言います。

TCHは、東京医科歯科大学の木野先生らのグループが発表したことです。

東京医科歯科大学の顎関節治療部は、顎関節症で悩む患者さんが
年間2,000人以上来院する世界でも有数の顎関節治療医療機関であり、
長年の臨床研究から
多くの顎関節症状のある方にTCHの改善治療を行った結果、
非常に高い効果があったことが実証されています。

また、TCHが生じると 顎関節部に問題が起こるだけでなく、
歯は摩耗(歯がすり減る)し、
知覚過敏症が起こったり、
歯自体にダメージが加わりダメ(咬合性外傷)になったり、
神経のない歯では折れる(歯根破折)ことが起こりやすくなります。

食いしばり や 歯ぎしり 等 のことを専門用語で「ブラキシズム」と言います。

TCHも ブラキシズムの一種ですが、
食いしばりとの大きな違いは、噛む力の大きさ(強さ)と自覚の有無です。

最大咬合力の約70~80%の力で噛む(食いしばる)ことで
「噛んでいる」と自覚します。

通常 自覚のある 食いしばり の場合には、自覚した時点で噛むことを止めます。
また、筋肉自体も疲労するために、あまり長時間におよぶことはありません。

それに対してTCHは、単に歯が接触するだけですので、
噛む力の大きさ(強さ)は弱いです。
弱い力のために、自覚することが非常に少ないのです。

しかし、弱い力でも長時間作用すると顎関節部 や 歯 に問題が起こります。

こうした長時間の弱い力の方で問題が起こっている方が多いことが分かっています。

TCHの治療(改善方法)として、
認知行動療法を応用したリマインダー法
(TCHを行っているが確認する合図を設定する方法)が有効とされています。

治療方法については、患者様の症状によっても違ってきますので、
担当医にお聞きになって下さい。

臨床研究では、認知行動療法を応用したリマインダー法を行うことで、
数ヶ月から半年程度で多くの方でTCHが軽減してくるようです。

次回のブログでは実際の治療法について解説します。

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2017年5月15日

重度歯周病が治りにくい方の原因について:その2

2017年 5月15日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

先週は福岡県で日本歯周病学会が開催され、
私やスタッフと一緒に参加してきました。

はやり学会は様々なことが得ることができ、とても刺激になります。
特に若い歯科医師 や 歯科衛生士にとっては、
単に情報を得るだけでなく、
多くの人と交流をすることで、得られることもいっぱいあります。

また学会で得られた知識をまとめて
院内で報告する予定です。

今日のテーマは、『重度歯周病が治りにくい方の原因について:その2』になります。

前回のブログのおさらいから始めます。

歯周病が進行している方に得意的な細菌が関与していることが分かっており、
以下の細菌は歯周病の進行にとって非常に大きく関与しています。

P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)
T.d. 菌 (Treponema denticola)
T.f. 菌 (Tannerella forsythia)
A.a. 菌 (Aggregatibacter actinomycetemcomitans)

歯周病細菌は、親から子供へと感染する可能性が非常に高く、
親が進行した歯周病の場合、
子供へ伝播する可能性が高いです。

また子供に感染しても
子供が歯周病になりやすい体質の場合には
歯周病の発症が高くなります。

歯周病の感受性が高い状態です。

また世界的に重度歯周病の方の歯周病細菌と
日本人での歯周病細菌の状態には差があり、
日本人には得意的な細菌の種類が多いことも分かってきています。

P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)です。

さらにP.g. 菌と言っても
いくつかのタイプがあり、
悪精度の高いP.g. 菌に感染した場合には、
進行が早いことも分かってきています。

さてここまでが前回の話でした。

歯周病の病状の進行として
歯を支えている骨が吸収することで
歯がグラグラとしてきます。

歯周病の進行と骨吸収を図で解説していきましょう。

まず歯周病の基本的な検査である
歯周ポケット検査から始めます。

歯周病の進行程度を知るために、必ず行うのが『歯周ポケット検査』です。
この検査なしでは、歯周病の進行状態を知ることはできません。

検査方法は簡単なものです。

歯と歯肉の間には、元々わずかな隙間(すきま)が存在します。
この隙間のことを『歯周ポケット』と言います。

健康な方では、この『歯周ポケット』の深さは約1~2ミリ程度です。
測定方法は、『プローブ』(写真1)と言われる細い器具を 歯周ポケットに入れて計測します。(図1、写真2)




歯周ポケットの深さが深ければ深いほど歯周病は進行しているということです。
その進行したポケットの中に歯周病菌がひそんでおり、歯肉を腫らすとともに、歯を支えている骨を溶かします。


ポケット(歯と歯肉の境の溝):1~3mm
歯肉が炎症を起こしており、歯ブラシにて出血することがあります。
しかし、歯を支えている骨は溶けておらず、歯肉のみの炎症です。
歯ブラシをしっかり行うことと、歯石を除去することで治ります。

正常な状態の骨の高さです。


ポケット(歯と歯肉の境の溝):3~4mm
歯肉の炎症が進み、歯を支えている骨の吸収が起こってきてます。
この段階であればきちんと治療を行えば、大きな問題にはなりません。
歯肉の下にある歯石を機械的に除去します。


ポケット(歯と歯肉の境の溝):5~6mm
歯を支えている骨もかなり溶け始めてきています。歯周病の専門の治療が必要です。
歯肉が腫れる、出血がある、歯がぐらぐらするといった症状もでる時期です


ポケット(歯と歯肉の境の溝):7mm以上
かなり進行した歯周病です。
歯を支えている骨の吸収もだいぶ進んでいます。
場合によっては抜歯となる可能性もあります。
歯周病の専門の治療が必要です。
歯はグラグラすることがあります。

それでは実際の症例写真をみていきましょう!
始めに健康な方の口腔内写真とレントゲンです。

次に歯周病が進行した方の口腔内写真とレントゲンです。


歯肉は退縮し、
レントゲンでは骨の吸収が認められます。

今日は歯周病の見方の話までになります。

次回さらに進めた話をしていきましょう。

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2017年5月10日

日本歯周病学会参加のため休診致します

5月12日(金曜日)、5月13日(土曜日)は、日本歯周病学会参加のため休診致します。
5月14日(日曜日)は通常通り診療致します。

休診中の予約は以下をご利用下さい。

24時間インターネットオンライン予約

診療相談は以下をご利用下さい。
インターネット相談

2017年5月8日

重度歯周病が治りにくい方の原因について

2017年 5月 8日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『重度歯周病が治りにくい方の原因について』になります。

歯周病になる原因にはいくつかのことが考えられます。

まず 歯周病細菌です。
歯周病細菌がいなければ歯周病にはなりません。
これは間違いないことです。

そのため、歯周病を一言で表すと
歯周病は、歯周病細菌による感染症と言えます。

ただし、この歯周病細菌といっても
口腔内には非常に多くの種類の歯周病細菌が存在しています。

その中でも悪性度の高い歯周病細菌に感染すると歯周病の進行が早くなります。

現在最も悪性度の高い歯周病細菌は以下とされています。

P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)
T.d. 菌 (Treponema denticola)
T.f. 菌 (Tannerella forsythia)
A.a. 菌 (Aggregatibacter actinomycetemcomitans)

という細菌です。
その中でもA.a. 菌 は子供の頃に多くの場合 親から感染する可能性が高く、
父親、母親が歯周病が進行していた場合、
子供に感染する可能性が高くなります。

親が歯周病の場合、
子供もそれを引き継ぐ可能性高いので十分な注意が必要です。

具体的には、子供を小さいころから歯周病の専門医に受診させて
定期的な管理を行っていくことが必要であり、
痛みがない とか
腫れない とか
問題がないからといって歯周病が進行していないとは言えないので
定期的に管理をきちんと行い、
歯周病が発症していないかを確認することが大切であり、
もし、歯周病の発症が認められた場合には、早急の対応が必要になります。

また歯周病細菌を調べておくことも子供の歯周病発症リスクを判断するために有効な方法です。

さて先ほど歯周病細菌を4種類掲載しました。

欧米人 特にアフリカ系の人には、
A.a. 菌 (Aggregatibacter actinomycetemcomitans)の感染による
歯周病が多いことが分かっています。

医学の進歩により
遺伝子解析の結果
A.a.菌 の中でも JP2クローン 2400年前にアフリカ大陸で発生し拡散したことが分かっています。
そのため、アフリカ系の人にはA.a.菌 による歯周病(侵襲性歯周炎)が多いことが分かっています。

しかし、現時点では日本人には A.a.菌 JP2クローン はまだ発見されていません。

日本人で多いのが P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)です。
そのため、日本人で歯周病が進行した方に対して歯周病細菌の検査を行うと
P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)が多く検出されます。

ただし、 P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)といっても
じつは健康な方からも検出されることが分かっています。

こうした研究もさらに進み、現在は
P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)には5つのタイプがあり、
タイプ2の P.g. 菌 (Porphyromonas ginvalis)が悪性度が高いことも分かっています。

本日は歯周病細菌について説明しましたが、
歯周病が発症するにはいくつもも原因があるのです。

次回からはそうした歯周病細菌以外の話について解説します。

次回からは以下の図がテーマになります。

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2017年4月24日

重度歯周炎症例:侵襲性歯周炎(しんしゅうせいししゅうえん)

2017年 4月24日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『重度歯周炎症例:侵襲性歯周炎(しんしゅうせいししゅうえん)』になります。

先週のブログでは侵襲性歯周炎(しんしゅうせいししゅうえん)の症例と解説をしていきました。

だいぶ長い話になりました。

本日は症例のみアップします。

まず初診時からみて見ましょう!

初診で来院された状態の正面からみた状態です。
歯肉は腫れ、歯の位置も動いており、歯並びの問題も起こっています。

次の写真は、上顎の歯を噛む面から見た状態です。

この写真からも歯肉の腫れが認められます。

次の写真は、下顎を噛む面からみた状態です。

次の写真は左右の奥歯です。

全体の写真が以下です。

次にレントゲン写真をみて見ましょう!

この写真だけであると分かりにくいので
レントゲン写真に線を記入したのが以下です。

まず正常な骨の位置を青線で記載します。
もともとは青線まで骨があったということです。
この青線の位置が正常な状態です。
この状態を覚えておいて下さい。

現在の骨の状態が以下の赤線です。
骨が吸収してしまったのです。

前回のブログでも解説しましたが、
歯周病は歯周病細菌による感染症です。

歯周病感染により骨が溶けていきます。

骨が溶ける前と
骨が吸収してしまった後の状態が以下です。

細かい歯周病の状態については前回のブログで解説しましたので
本日は治療後の写真のみ掲載します。

治療後が以下です。

次回も歯周病について解説していきます。

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2017年4月17日

重度歯周病症例:侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)

2017年 4月17日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

本日は、先週まで解説していました内容を変更して症例報告を行います。

今日のテーマは、
『重度歯周病症例:侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)』になります。

歯周病は歯周病細菌による感染症です。

歯周病細菌が存在していなければ
歯周病になる人はいません。

ただし、歯周病細菌だけが問題ではなく、
歯周病が悪化する原因には、
噛み合わせの問題、
喫煙、
食生活、
ストレス、
糖尿病等の全身疾患との関係、
身体の免疫力
等非常に多くのことが関係していますが、
特に歯周病細菌は歯周病にとって非常に大きな問題です。

本日は歯周病細菌の中でも悪性度の高い歯周病細菌に感染した場合の症例を見ていきます。

重度歯周病の中でも非常に治すのが難しいケースがあります。
それが侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)と言います。

以下が初診時の口腔内写真です。

左右の奥歯を見てみましょう。

次に上下顎の噛む面から撮影した写真を見てみましょう。

歯肉は腫れ、
歯肉の退縮も見られます。
正面の写真を見ると上の前歯の間に隙間が見られます。
歯が動いたのです。

患者様の年齢は40歳です。

次に初診時のレントゲン写真を見てみましょう。

骨吸収があるのですが、これだけみても分かりにくいので、
骨の状態に線を引いたのが以下です。

青線が骨吸収する前の正常な骨の位置です。

赤線が現在の骨の状態(位置)です。

青線から赤線まで骨が溶けた(吸収した)ということです。

始めに説明しましたように歯周病は、
歯周病は、歯周病細菌による感染症です。

口腔内には、多くの細菌が存在しています。
その種類は数百種類にも及びます。

細菌の種類 や 数は 個人差が大きく、
非常に悪性度の高い細菌がいる方もいれば、
悪性度の低い細菌がいる方もいらっしゃいます。

悪性度高い歯周病細菌がいる方は、
当然歯周病が進行していきます。

歯周病が進行すると歯を支えている骨が吸収(溶ける)していきます。

一般的な歯周病は、歯磨きが十分にできないことで汚れが付着します。

食べかすが歯は歯肉の周囲についているということです。

この食べかすが歯周病細菌の餌(えさ)となるのです。

そして歯周病細菌が増えていきます。

歯周病細菌が増える場所が歯周ポケットという
歯と歯肉の境目です。

歯ポケットが深くなると
歯周病細菌がどんどんと繁殖していきます。

歯周病細菌の中には、歯肉に炎症を引き起す物質を放出します。

これにより歯肉は腫れます。

出血を起こします。

最終的には、歯を支えている骨が溶けるのです。

つまり汚れがついていると歯周病になるのです。

そのため、歯磨きが大切になっていきます。

これが一般的な歯周病の進行の仕方です。

しかし、侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)といわれる進行した歯周病の場合、
汚れがさほどついていなくても
歯周病がどんどんと進行してしまいます。

その原因が悪性度の高い歯周病細菌の存在なのです。

侵襲性歯周炎(しんしゅうせい ししゅうえん)は、
年齢に比較して進行が早いこと
汚れの付着に関係なく発症することが特徴です。

今回の症例の方は、40歳であり、
骨吸収の状態から推測するには、
おそらく歯周病が発症したのは10歳代から20歳代前半と考えられます。

若い頃から歯周病が始まったと考えられるのです。

また初診時の口腔内写真からみても
現在は汚れの付着はさほどなく、
口腔清掃管理(歯磨き)はある程度問題はないことも伺えます。

ちょっと専門的はことになってしまい、
難しいことになりますが、
米国の歯周病学会による
侵襲性歯周炎原因は、
A.a. 細菌の増加、
P.g. 細菌の増加(一部の患者で認められる)、
多型核白血球走化能の低下、
感染に対する過剰な炎症反応、
貪食球殺菌能の低下
となっています。

難しい話はさておき、
A.a. 細菌、P.g. 細菌の増加が大きな要因となっているのです。

A.a. 細菌 や P.g. 細菌は悪い細菌であると思って下さい。

それではこうした悪性度高い歯周病細菌はどこからやってきたのでしょうか?

唾液を介して人から感染している可能性が高いとされています。

つまり人から人へと感染しているのです。

夫婦間での歯周病細菌の感染は、
さまざまな研究により報告されています。

例えば、
夫が歯周病が進行している場合、
夫と同じ細菌が妻から見つかる確率は高いです。

つまり夫から唾液感染しているということです。

さらに問題なのは、子供への感染です。

同じ家族間の伝播であっても 親子間で伝播した場合には
遺伝的要素が同じであるため
子供の歯周病の発症リスクは高くなります。

子供が何人かいた場合、
全ての子供が同じ進行をするわけではありません。

遺伝的に歯周病感受性が高い子供の場合には
歯周病が発症するリスクは高くなります。

そのため、今回のような症例の患者さんは、
子供に歯周病細菌が受け継がれている可能性が非常に高いのです。

このブログを見られている方の中で、
歯周病が進行している方や、
歯周病によって多くの歯を抜歯された方がいらっしゃった場合には、
子供への感染を疑うことが必要です。

できれば大人だけでなく子供の細菌検査を行うことで、
子供の将来的なリスクを早期に判断することが必要です。

本日の患者さんの治療後が以下です。

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2017年4月10日

飲み薬で歯周病が治る!:その3

2017年 4月10日(月曜日)です。

このブログは「大船駅北口歯科 歯周病専門サイト」です。

今日のテーマは、『内科的歯周病治療:飲み薬(抗菌薬)による歯周病治療:その3』になります。

今回のテーマの1回目にも説明しましたが、
この内容は以前にもアップした話になります。

「薬を飲めば歯周病は治るのですか?」
というご質問は本当に多く聞かれます。

インターネットでも
「飲み薬で歯周病は治ります!」
というような表示がされることを見かけます。

これは本当のことなのでしょうか?

答えとしては、
本当の部分も多少ありますが、
間違っているとことも多くあります。

なにが事実で
なにが誤っているのか?
ということを解説するのが今回のテーマなのです。

はじめて このシリーズを見られる方のために
前回 と 同様に 過去のブログ内容を簡単に振り返ってみましょう!

内科的歯周病治療とは、
通常の歯周病治療と並行して 歯周病細菌に対して効果のある薬(抗菌薬)を併用することにより、
歯周病を治そうとする治療法です。(抗菌療法)

内科的歯周病治療(抗菌療法)は、
通常の歯周病治療と比較して多くの研究論文で その効果が実証されています。

しかし、適切な時期に 適切な処方が行われないと 効果がないだけでなく、
薬剤耐性 が起こることがあったり、
(薬剤耐性とは、薬剤に対して抵抗性を持ち、これらの薬剤が効かない、あるいは 効きにくくなる現象のこと)
菌交代現象が起こる可能性があります。
(菌交代現象とは、抗生剤の長期投与等により正常細菌が減少し、通常では存在しない細菌や少数しか存在しない細菌が異常に増殖する現象のこと。)

そでは、どのような症例に対して内科的歯周病治療(抗菌療法)は効果があるのでしょうか?

通常の歯周病治療に内科的歯周病治療(抗菌療法)を併用すると 歯周病に効果があることが多くの研究により明らかになっています。
 参照文献: 
     Haffajee AD etal Ann Periodontol.2003;8(1):115-81.Review. 
     Herrera D etal J Clin Periodontol.2002;29(Suppl 3):136-59;dis-cussion 160-2.Review

通常の歯周病治療とは、
スケーリング や ルートプレーニング と言われる治療のことです。
通常の歯周病治療と内科的歯周病治療(抗菌療法)を併用する理由として、
歯周病は感染症 であることから、通常の歯周病治療では反応が悪い症例に対して応用されてきました。

ここで重要なポイントが通常の歯周病治療では反応が悪い症例ということです。
先に説明しました通常の歯周病治療(ルートプレーニング )で治るような症例には、使用しないということです。

あくまで 通常の歯周病治療では治らない(反応が悪い)ようなケースに対して使用する治療です。

通常の歯周病治療で十分治る範囲の歯周病であった場合には、内科的歯周病治療(抗菌療法)を行ってはいけません。

また、内科的歯周病治療(抗菌療法)はあくまでも 歯周病治療 と併用して使用することが必須です。

薬を飲めば、歯周病が治るわけではありません。

インターネット等で
「歯周病は薬で治る!」
というような 過大広告を見ることがあります。

簡単な治療は、治療を受ける患者様にとっては 非常に魅力的な方法です。
しかし、魔法のような治療はありません。

もちろん 内科的歯周病治療(抗菌療法)は、
科学的にきちんとした根拠がある治療であり、
その適応症さえ きちんと守れば、歯周病を効果的に治すことが可能な方法です。

しかし、そうした適応症をきちんと守らないために、治療を受けられた患者様に不利益を生じることがあります。

これは、治療を行う歯科医師側にも問題があるのです。

例えば、本当は十分 通常の歯周病治療 で十分 治る範囲の歯周病であったとします。

しかし、歯科医師の勧めるままに 内科的歯周病治療(抗菌療法)が行われるケースがあるとします。(宣伝広告として 抗菌療法を全面に勧めている歯科医師がいるのも事実です)

もちろん 通常の歯周病治療 も行われることが前提です。

結果的に言えば、歯周病は治ります。
治療を受けた患者様は、
「歯周病が治った!」と感じますし、 抗菌療法が効果があったと感じるかもしれません。

しかし、もともと通常の歯周病治療 で十分治る範囲であったのですから
抗菌療法に意味があったわけではありません。

抗菌療法の最大の欠点は、何度も説明していますが、
薬剤耐性 が起こったり、
菌交代現象が起こる可能性があるからです。

*薬剤耐性とは、薬剤に対して抵抗性を持ち、
 これらの薬剤が効かない、あるいは 効きにくくなる現象のこと

*菌交代現象とは、抗生剤の長期投与等により正常細菌が減少し、
 通常では存在しない細菌や少数しか存在しない細菌が異常に増殖する現象のこと。

内科的歯周病治療(抗菌療法)の適応症は、
難治性歯周炎患者(広汎型重度歯周炎、広汎型侵襲性歯周炎) や 治療抵抗性患者 です。

また、免疫力が低下している
易感染性歯周病患者(重度糖尿病 患者様 等)、
虚血性心疾患患者 ,
細菌性心内膜炎、
大動脈弁膜症、
チアノーゼ性先天性心疾患、
人工弁、シャント術実施患者…の方
も適応症と言えます。

次回も「飲み薬による歯周病治療」についての続きになります。

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